小箱が彼女の指定席 (筍 さらさ様・絵/Hal・詩) | ■2006年05月07日(日) | 小箱を通した息づかい 心地好い透き通る声 微かに感じる体温 いつもドキドキしてしまう
そっと小箱を開ける瞬間 目が離せない一挙一動 飛び出すキュートな笑顔 今日はどんなハプニング
明るい笑顔と悪戯っぽい目 瞳のブルーは海の煌めき 意識は瞳の奥に吸い込まれ 誘われるは深い海の底
小さな胸の鼓動を聞きながら その心地好さにまどろんだ いつしか僕も人魚の姿 彼女と手に手をとって海中遊泳
魅惑のファンタジーに陶酔し 目覚めたときは僕自身のベッド しっかり小箱を抱きしめてね 小箱が彼女の指定席 | | |