自分が自分でないときを感じる この足は設計図どおりに作られたマシンだ 私は何処? 脳内に住んでいるのは私じゃなくて他の誰かなのかもしれない
偶に自分の心と違うことしてしまう 私自身を無くしてしまいたいほど憎むことも それが神というプログラムならば 逃れられない法則の中で動かされる人形である私は どうやって生きていくのでしょうか
広い宇宙を漂い孤独から此処に流れ着いた神は 寂しくて泣いて私を作った 私だけじゃ足りなくてたくさんの人間を作った
神が居るのならきっと全ての人間は「私」なんだ みんな神が決めたモノだから「私」は一人なんだ 私は誰かなんて考えないで 他の「私」の中の神が泣いてしまったら 今 ひとつを歩いている私が寄り添ってあげよう
私が私じゃないと思うときがある 確かにたくさんの涙は私の心と裏腹に生産されて 誰かを傷つけてしまう手でさえ必要なマシン
自分のために笑う自分なんて恥ずかしいから 人間の一人一人「私」に優しくしてあげよう 設計図どおりに動く人形だって構わない 幸せに生きていける だって気持ちを育むことも出来るから |