++ from poem to poem ++

みんなあなた自身 (ハル・作) 
2004/03/08(Mon)
自分を愛し
父母を愛し
兄弟姉妹を愛し
隣人を愛し
人々を愛し
生きとし生けるものを愛し
自然を愛する

愛に溢れたあなた自身
あなた自身があなたをつくり
過去・現在・未来を見渡し
今 為すべきことを知る

あなたの思考
あなたの感情
あなたの行動
すべてがあなた自身

あなたはあなたであり
あなたの意志で行動し
あなた自身が創る
あなた自身の人生

愛するあなた
みんなに愛されるあなた
あなたが作り上げるあなた自身
ぼくが大好きなあなた


設計図どおりに (吟月様・作) 
2004/03/07(Sun)
自分が自分でないときを感じる
この足は設計図どおりに作られたマシンだ
私は何処?
脳内に住んでいるのは私じゃなくて他の誰かなのかもしれない

偶に自分の心と違うことしてしまう
私自身を無くしてしまいたいほど憎むことも
それが神というプログラムならば
逃れられない法則の中で動かされる人形である私は
どうやって生きていくのでしょうか

広い宇宙を漂い孤独から此処に流れ着いた神は
寂しくて泣いて私を作った
私だけじゃ足りなくてたくさんの人間を作った

神が居るのならきっと全ての人間は「私」なんだ
みんな神が決めたモノだから「私」は一人なんだ
私は誰かなんて考えないで 他の「私」の中の神が泣いてしまったら
今 ひとつを歩いている私が寄り添ってあげよう

私が私じゃないと思うときがある
確かにたくさんの涙は私の心と裏腹に生産されて
誰かを傷つけてしまう手でさえ必要なマシン

自分のために笑う自分なんて恥ずかしいから
人間の一人一人「私」に優しくしてあげよう
設計図どおりに動く人形だって構わない 幸せに生きていける
だって気持ちを育むことも出来るから


人として (ハル・作) 
2004/03/06(Sat)
神はその姿を模って人を創造した
人は不完全なものであり
その神もまた完全ではなかった

人が行う良いことは全て神が与え
人が行う悪しきことは全て人の愚かな罪
神は人が神を畏れ敬うことを喜んだ

人が神以外のものに頼るのを許さない
怒り妬む神は人に戒めを与えた
神のみを畏れ愛し信頼すること

神を畏れる心が人を育てると考えた
どこに目を向けてもどこに居ても
人は畏れ慄いているのだった


宇宙の原則の中で人は生まれ
己の意志と己の手で築く人生
やがて人は死に至る
そしてまた宇宙のエネルギーとなる

人が自らの意志で行動し
不完全だからこそ
より完全を目指す
人として生きる永遠のテーマ


作者 (吟月様・作) 
2004/03/05(Fri)
私が無くした過去はある一つの証明であるのです
創造しきれなかった神様の意識の空白

あなたの欠落した部分に
私は未完成な人間を感じるのです
神様もまたある部分ではきっと未完成な作者なのでしょうか
もっと偉大なものが潜んでいる…

そして未完成な人間のあなたが作り出す「私」もまた
このように未完成で
私がつくりだすいろいろな生きるもの
…たとえば紙面上の絵や活字といった君…もまた
未完成であるのです

完成されることはずっとない
一つの完成が成り立つ上にあるもっと大きな世界を見つけたら
その世界は他の場所できっと虚無が在り得るのだから

あなたの愚かさは私には見えない大きな世界の一部で
私の愚かさもきっとそう、
君はもっと愚かだけれど
未完成な具体的な部分は見つけられない
神様が完成したらあなたはきっと完成する
あなたが完成したら私も
私がいつか完成したら君も

意識の空白部分に気が付いたことで
私はあなたが一歩完成に近づいたことを知りました

君が歩き出す日も 近い


ありがとう (ハル・作) 
2004/03/04(Thu)
君が僕の誕生日を祝ってくれるなんて!
嬉しいな!
君の気持ちがいちばんのプレゼントなんだけど……

嬉しすぎて吃驚するプレゼント?
決まってるだろう!
可愛いリボンをつけた君自身が僕に届けられることさ!
う〜ん、これしかない究極のプレゼントだね!

ありがとう!!

ところで僕の誕生日が3月だってこと……
教えたことないと思うんだけど……
何で知っているの??


バースディ (吟月様・作) 
2004年03月03日(水)
birthday.gif 220×275 7K
あなたの誕生日に私は何を贈ろう
欲しがっていたもの?それとも
吃驚させるような…秘密のプレゼント?
あなたの誕生日0時にメ〜ルを書こう
幸せを願う文章を綴って

その日突然訪れた奇蹟がそのままめぐって
あなたと私を逢わせてくれた
こんな幸せは二度とないこれ以上ない、嬉しい!!
そんなこんなで
今居る全ての仲間と仲良くなれたわけです

あなたの誕生日に何を贈ろう?
何を言おう?
何をしてあげよう!!
あなたと逢えた奇蹟に感謝して、
あなたがこの世に生まれ出たことに感謝して、
それ以上にあなたの全てに感謝して、
大好きな今に感謝して。

もっとたくさんのあなたに逢えるかな?
何はともあれおめでとう!!
!!ハッピ〜バ〜スディ!!


小さな蕾 (ハル・作) 
2004/03/02(Tue)
ほんの少しほころびかけている
小さな小さな蕾
春が来たら君はどんな場所でも
きっと美しく咲くことだろう
満開の花を想いながらも苛立つ

君が僕の傍にいてくれたなら
どんなに素敵だろう
君が僕のために色づいて
清楚に薫ってくれたなら
どんなに嬉しいことだろう

僕の心を温もらせてくれる
優しく可愛い君
君だけが持っている鍵で
僕の頑なな心をこじ開け
僕の心の中に住み着いた

君が傍にいれば勇気が湧く
君の微笑が僕の幸せ
君と喜びを分かち合いたい
君は僕のいちばん大切なもの
君をしっかり抱きしめたい


春 (吟月様・作) 
2004年03月01日(月)
spring.jpg 288×352 43K
花はこんなに開くのに
私には小さな花びらさえないのです
花はこんなに香るのに
私には愁いの風しかふかないのです
花はこんなに美しいのに
こんなにかわいらしいのに

私は
私は
春がきて草木が芽吹いて
いじらしいほど映えるいろいろな命に
あなたと巡り会えたとしても尚
私はひとり浮いていて
暖かい日差しもうけつけない程
暗く、暗く運命を苦く思う日々なのです

春は私に優しい言葉を運んでくれるけれど
私は醜くて
全ての愛を不信に感じるのです
こんなに明るく開く花でさえ
全うした命を花びらを散らせてしまうというのに
私という人間はどうしてこうも
劣等感ばかりを実にしてしまうのだろう

春が
春が来る
私をそろそろ楽にしてください
春の花よ
私は虫ケラのようです
嘲けないでその色で
私を力強く抱擁してください
どうか私を
一時でも愛してください


4番目の仔 (春蔵様・作) 
2004年01月10日(土)
halzo46.png 300×300 61K
陸ペンギンは世界の象徴
 世界が一つ繋がる度に
   1匹づつ生まれる存在。
現世 幽世 常世 ・・・
 うつしよ かくりよ とこよ ・・・
     今度は何処が繋がったのかな

陸ペンギンは世界の扉
 繋がった世界を行き来する
   たった独つの入口の存在。

生まれるには祝福が必要
 竜龍の祝福 精霊の祝福 幻魔の祝福
        キミを祝福したのは誰かな


陸ペンギンは境目の生物
 大地の様に眠り 水流の様に歌い
  陽炎の様に踊り 爽風の様にたゆとう存在。

なんか変だぞ この仔おかしいぞ
 ボクらはこんなに激しくないのに
   ボクらに力はないはずなのに
                キミはいったい・・・


終わるということ (春蔵様・作) 
2004年01月09日(金)
halzo42.jpg 300×200 11K
空は晴れる
   風は吹く
お日さんは昇る
   お月さんは輝く

繰り返す毎日
   でも同じじゃない毎日

みんな みんな
始まっていく

少しづつ 少しづつ
初まっていく

違うこと 新しいこと

みんな みんな

 少しづつ 少しづつ

別れるのは  出会うため
無くすのは  見つけるため
終わるのは  きっと始まるため


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